20年近く前に一人暮らしを始めました。それだけ長く一人暮らしをしていると料理をしていた時代もあります。基本的にはズボラ飯なわけですが、その中でもイチオシな料理をご紹介したいと思います。
目次
土鍋シチュー
今回ご紹介するのは「土鍋シチュー」の作り方です。シチューは市販のルーを使えば「鍋にルーと具材と水と牛乳を入れて煮込むだけ」という超簡単料理です。失敗するとしたら煮込む時の焦げ付きぐらいだと思います。
シチューを煮込む際には焦げ付き防止の為にも旨味を引き出す為にも弱火でじっくり煮込む必要があります。
そこを土鍋を使って手軽に調理する方法をお伝えしたいと思います。
※美味しくなるテクニックではありません。味はルーのスペックそのままです。
※そして時間はかかります。
レシピ
市販シチューのルー 適量
お好みの具材 適量
具はなんでもいいんですが、オススメは鶏肉とシメジです。
鶏肉は他の肉と比べるとアクが出にくいですし、胸肉やささみを使う事で油分をコントロールしやすいです。
シチューのような長時間の煮込み料理の場合、普通の野菜はクタクタになったりドロドロに溶けたりします。ですがシメジは水分を吸ってプリプリな状態のままですので、食感的にも食べ応え的にも優秀です。
緑の食材も欲しいところですが、コスパ的に豆苗がオススメですね。
ちなみに今回の調理例の写真では、「鶏肉、シメジ、豆苗、ほうれん草」を使っています。
調理方法。
まず土鍋をコンロの上に置きます。
油を引いて・・・
お肉を・・・
他の食材も入れて煮ます。
ほどほどに火が通ったらシチューのルー、牛乳(この時は豆乳)を入れて煮込みます。
ここまでは、普通のシチューの作り方ですよね。
あとは焦げ付かないように煮込むわけですが・・・ここからが今回紹介するポイントです。
グツグツと沸騰したら・・・
あらかじめ準備してあった毛布とタオルの上に土鍋を置きます。
土鍋で毛布が汚れないようにタオルで包みます。
そして、毛布で包みます。
あとは放置。
すると・・・この状態だと室温などにもよりますが一晩経っても熱々なんです!つまり一晩弱火でじっくり煮込んだ状態という事です。
土鍋の凄さ。
土鍋は他の金属製の鍋に比べ熱伝導率が低いんです。火にかけてもなかなか温まらない反面、冷めにくいという特性があります。
それをタオル&毛布で包む事で更に冷めにくくしているのが今回の料理方法です。
今回はシチューをご案内しましたが、角煮などの長時間煮込む料理にも向いている調理方法だったりします。
お金がある人は・・・
今回は保温力を高める為に毛布を使いましたが、実は専用の調理道具も売ってます。
専用のものだと、毛布よりも保温性能は高そうですね。
もっとお金がある人は・・・
同じ原理を突き詰めているのが保温鍋です。
めっちゃ欲しいけど、高い・・・
土鍋も持っていない人は・・・
土鍋が有ると部屋で鍋パーティーが出来ます!鍋パーティーは友達や女の子を誘いやすく、費用もリーズナブルです!定期的に開催すると割り勘で購入したお酒が溜まってきて更にリーズナブル!
鍋料理以外にもご飯が美味しく炊けたり、一人暮らしといえど土鍋はオススメですよ!
※土鍋買った時やひび割れた時は目止めしましょう!目止めがよくわからない人はとりあえずお粥を炊きましょう!
終わりに。
仕込んだら後は放置の簡単料理法だと思います。3食シチューでもいいかな?と思えた時にやってみて下さい。
また、毛布で包むとはいえ、床に熱々の土鍋を置いて放置する事になるので、一人暮らしじゃないと厳しいかと思いますし、1人でも間違って蹴飛ばさないように要注意です!
それでは!