飛行機をはじめ、技術の発達で以前に比べると短時間で遠くまで行けるようになりました。これは世界的にみても同様で、世界の旅行業界は1兆ドルにも達する事業だそうです。私は未だ日本から出た事が有りませんが、そんな私から見ても以前よりは海外旅行が間近になった気がします。
今回ご紹介する「Taitoss(タイトス)」は仮想通貨で旅行者が安全で便利な旅を行う事が可能となる現在開発中のブロックチェーンプラットフォームです!
目次
Taitoss(タイトス)とは?
今回「旅行ブロックチェーンプラットフォーム Taitoss(タイトス)」をご紹介するのですが、あなたはタイトスをご存知でしょうか?正直私は知りませんでした。記事を書くにあたり、ググってみたのですが、出てくるのは「タイトスカート」ばっかりです。(笑)
情報が無いのにはちゃんとした理由が有ります。なぜなら、2019年の初めに開発完了予定の2018/11時点ではまだ開発中のプラットフォームだからです。つまり今回は「タイトスっていう新しい仕組みが出来そうだよー」といったお知らせになります。
まずは紹介動画。
そして、公式サイトがこちら。
ハングルですので、なかなかわかりにくいかと思いますので私から説明させて頂きますね。
タイトスとは・・・
旅行プラットフォームブランドであり・・・
そのプラットフォームで使用される仮想通貨コイン名でもあり・・・
運営する企業の名前でもあります。
まだ、よくわからないですよね?もう少し詳しく説明していきます。
旅行プラットフォームとしてのTaitoss(タイトス)の概要
タイトスという仕組み(プラットフォーム)は、世界中の多くの旅行者が安全で便利な旅行を楽しめるように、旅行プランの提案から始まり、決済までも提供してくれます。
旅行ブロックチェーンプラットフォームについて
タイトスのホワイトペーパーには・・・
航空券、宿泊、買物、レジャーなどOne-stopインテリジェント予約決済のプラットフォーム
と記載されていますが、パッと見わかりにくいですね・・・
「One-stop」サービスとは一つの場所で様々なサービスが受けれる事です。旅行者にとって、「一つの場所」というのは物理的な場所を指すのではなく、「タイトス」という一つのプラットフォームを指します。
つまり、タイトスコインを使えば、航空券の購入、宿泊や買物、レジャーなどの支払いが「タイトス」という一つのプラットフォームで行えます。
そして、ブロックチェーン技術でタイトスコインを保有している人の消費性向、行動パターンなどの旅行ビッグデータを集取し、新たに開発された高度な人工知能アプリケーション、タイヨーが分析する事で、最適で便利な旅行プランを提案する事が可能となっています。
タイトスの旅行者へのメリット
交通、宿泊、食事、レジャー、レンタカーなどの旅行に関わる事の検索や予約が出来るだけでなく、旅行プランを提案してくれます。そして、決済をタイトスコインを使って行う事で、現地通貨への両替の手間が省けます。また扱いとしては直接ホテルやお店に支払う形になりますので、仲介料や手数料がカットされますので、安く利用する事が可能になります。
安いことももちろん良いですし、私のように海外慣れしていないと現地通貨を気にしなくていいことが何より良いですね!
提携会社へのメリット
航空会社や宿泊施設などの提携会社側のメリットとして、世界中の人が手軽に利用出来る決済システムを使う事が出来ます。そして、タイトスで決済されたお金は現地通貨で受け取れます。
もちろん、タイトスコインの使用情報で収集された旅行ビックデータはビジネスアシスタントデータとして提供されます。 また、最近では各会社、サービスで独自のPCやスマホのアプリケーションを運営しているケースも多いですが、その運営しているアプリケーションにタイトスの機能を組み込む事も手軽に出来る設計思想だそうです。
利用可能なホテル「パークサイドホテル」
FaceTime社という中東の大手企業が経営している「パークサイドホテル」はヨーロッパやアジア、アメリカなど全世界に50件もホテルが有ります。(残念ながら日本にはパークサイドホテルは有りませんでした。)
Taitoss(タイトス)はそのFaceTime社との業務協約を締結は2018年8月21日に完了していますので、全ての「パークサイドホテル」でタイトスコイン決済が可能となります。
タイヨー(現在開発中)というアプリケーションで、タイトスの加盟店にてタイトスコインでの決済から換金まで簡単に出来ます。
仮想通貨としてのTaitoss(タイトス)
タイトスという旅行プラットフォームでは「タイトスコイン」という仮想通貨で決済を行います。
タイトスコインの特徴
提携している施設で有れば、現地通貨に両替する事なく利用が可能という点ですね。おそらく他の仮想通貨もそういった点は目指していると思いますが、タイトスはターゲットを旅行と定めているので、思いの外早く浸透するかもしれません。
投資としての仮想通貨タイトスコイン
冒頭でお伝えしたように、Taitoss(タイトス)というプラットフォームは現在開発中です。2018/11時点ではタイトスコインも購入する事はできません。
12月か年が明けた1月に海外取引所にタイトスコインが登録される予定となっています。
仮想通貨タイトスコインのプレセール
仮想通貨が立ち上がる際には「ICO」といって一般公開前の仮想通貨を一部ユーザー限定で先行販売する事が多いです。 これは購入者側は一般公開後の通貨価値上昇を見越した投資目的、コイン側は資金調達という目的で行われます。 また、コインによってはICOの前に安くコインが手に入れる事が出来る「プレセール」が行われる事があります。
タイトスコインもプレセール1次、プレセール2次が行われています。その時の発行価格は以下の通りです。
- 1回目:1ETH=18,000TAI
- 2回目:1ETH=9,000TAI
ETH:イーサリアム TAI:タイトス
今はICO販売は終了しているので一般公開を待つしかありません。 ちなみに2018/11/28時点で1ETHが日本円で¥13,500ぐらいです。
おわりに。
ビットコインをはじめとした仮想通貨は、投資目的のイメージが強いですが、本来はこのタイトスみたいに国や場所を関係なく利用出来て、通貨の流れをデータとして収集し、AIなどが解析してサービス向上に役立てていくものなんですよね。
タイトスプラットフォームは世界中で使えると有りますが、今の段階ではあくまでそういった設計思考な仕組みです。年明けに開発が完了するようですので、どこで使えるようになるか楽しみですね!私は当面海外旅行に行く予定が有りませんので、日本で使えるかが一番気になります(笑)
直接日本で使用出来るようになるのがいつ頃なのか今の時点ではわかりません。まずは海外の取引所でタイトスコインが取引出来るようになる日が楽しみですね!
それでは!