2018/02/24に公開された「さよならの朝に約束の花をかざろう」(さよ朝)を観てきました!今回はネタバレ有りの映画感想となります。
点数評価・・・10点満点で・・・
9点
めちゃくちゃ良かった!優しくて綺麗で素敵なお話!アニメやファンタジー(異世界)が苦手だから観ないなんて勿体無い!
映画を見た感想をまとめています。
10点満点で超個人的な評価もつけていますので、映画選びの参考にして下さい!
目次
ストーリー
※画像引用:「さよならの朝に約束の花をかざろう」公式サイト
縦糸は流れ行く月日。
横糸は人のなりわい。
人里離れた土地に住み、ヒビオルと呼ばれる布に日々の出来事を織り込みながら静かに暮らすイオルフの民。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つ彼らは、“別れの一族”と呼ばれ、生ける伝説とされていた。
両親のいないイオルフの少女マキアは、仲間に囲まれた穏やかな日々を過ごしながらも、どこかで“ひとりぼっち”を感じていた。そんな彼らの日々は、一瞬で崩れ去る。イオルフの長寿の血を求め、レナトと呼ばれる古の獣に跨りメザーテ軍が攻め込んできたのだ。
絶望と混乱の中、イオルフ一番の美女レイリアはメザーテに連れさられ、マキアが密かに想いを寄せる少年クリムは行方不明に。マキアはなんとか逃げ出したが、仲間も帰る場所も失ってしまう……。 虚ろな心で暗い森をさまようマキア。
そこで呼び寄せられるように出会ったのは、親を亡くしたばかりの“ひとりぼっち”の赤ん坊だった。 少年へと成長していくエリアル。時が経っても少女のままのマキア。同じ季節に、異なる時の流れ。変化する時代の中で、色合いを変えていく二人の絆――。
ひとりぼっちがひとりぼっちと出会い紡ぎ出される、かけがえのない時間の物語。
このお話は主人公「マキア」がイオルフの村を出て、男の子の赤ん坊「エリアル」と出会い、そして「エリアル」を看取るまでのストーリーとなっています。
イオルフの村
「イオルフ」という種族は長寿、銀髪、美形という事で完全にエルフですね。そのイオルフ達はまるで北欧神話の世界の中のような幻想的な土地で暮らしています。作中でも伝説的な存在となっており、空を飛べる「レナト」が無ければ攻めてこられる事はなかったと思います。
イオルフの人達はヒビオルという織物を織る事が出来てその織物には言葉や想いなどを織り込むことが出来ます。
冒頭でその説明が有った時はそういった気持ちで織っているという事かと思っていたのですが、特殊能力的に織物から言葉や想いを読み取ることも可能です。
エリアル
メザーテがレナトでイオルフの村を襲った事でマキアは一人森を彷徨う事になります。そして後にエリアルと名付ける赤ん坊と出会い、育てる事を決心します。
この辺りでようやくタイトルが出てきました。
ここからマキアの子育ての奮闘が始まります。短い上映時間の中に子育ての大変さ、嬉しさが詰まっているようにみえました。(私は子育て未経験。)
赤ちゃんの時にママ言った時、早速ウルっとしてしまいました。
少年期は手の掛かる、そして純粋に母親を愛してくれる男の子でしたが、思春期は色々とわかって素直になれず「母親」と呼ばない男の子となっていました。
青年期の別れの時に「お母さん!」と言った時には……(涙)
それから父親として生き、子供、孫を授かり息を引き取る前に再会し大往生。
エリアルは素敵な人生を歩み、マキアは母親としてその人生を見守るという素敵な終わり方でした。
タイトル
タイトルの「さよならの朝に約束の花をかざろう」はやはりラストシーンの事だと思います。
「さよならの朝に」がエリアルとの別れの朝だとしたら……「約束の花」は……?この物語ではラストシーンだけでなくタンポポが良くでてきます。
気になってタンポポの花言葉を確認してみたところ……
- 愛の信託
- 真実の愛
- 思わせぶり
- 別離
色々とこの物語にマッチした言葉ですね。(思わせぶりはちょっと違いますが)
追記
さよ朝制作ブログを読んでたらタイトル決めの経緯が少し載っていました。
そんなわけで、タイトル決めが本当に苦手な私。
今回もなかなか決まらず、仮でつけていた『マキア』でいいじゃん……というムードが流れだした頃。宣伝チームから「岡田さんと言えば長いタイトルですので、別タイトルを考えてください」との発注が!動揺!
引用:さよ朝制作ブログ
岡田監督はそこまでタイトルにはこだわらないようですね(笑)最終的には映画の雰囲気に有った綺麗なタイトル「さよならの朝に約束の花をかざろう」になって良かった!
レナト
レナトは大国メザーテの軍事力の主力となるドラゴン型の生物兵器です。この世界にモンスターが多く存在するかというとそうではなく、レナトは古の生物で復活に成功し扱えるのはメザーテだけという事でした。(なんとなくですが、映画版ナウシカで巨神兵を復活出来出来たトルメキアなイメージです。)
イオルフ達の村もこのレナトに乗って攻め込んできました。そしてその中の一帯が赤目病という暴走状態になり閉じ込められていたマキアを襲うのですが・・・
レナトの動作が完全にモンハンです(笑)モデルとなったのはティガレックスあたりかな?思わずのゲスト出演でモンハンをプレイした事がある人はニヤリと出来たと思います。
気になる事
個人的に大絶賛な「さよ朝」ですが気になる事や不満点も有ります。こうだったら良いのにーみたいな事を書いていますが、きっとそうなってたらこんな綺麗な話にはなっていないというのもなんとなくわかります。とりあえず思った事を率直に。
※私の認識誤りや不足のある点が有りましたらコメントなどでご指摘頂けると嬉しいです。
情報集まったらもう一度観にいこうかなー
疑問点
映画を観終わった後、いくつか疑問点が残りました。公式設定資料集もかなり分厚いので、おそらくですが設定はされているけど上映時間の尺の問題・・・もしくは”あえて”映画では表現されなかったと思われます。
※ただの見落としだったらごめんなさい。
マキアの髪の色
イオルフの村を離れたマキアは髪の色が変わっていきました。そしてクリムに軟禁されている間に髪が伸びて元に戻りました。
暗示するものとしてはクリムが言ってたように「イオルフ」を離れた時間という事だとは思うのですが、実際どう言った条件で髪の色が変わるのでしょうか?
食べ物とか日光なのかな?
青い花
レイリアとクリムが逢っていた夜、青い花が輝くのですが・・・映像は素敵でしたが、物語としてなんか意味が有ったのかな?
マキアの両親
マキアは冒頭より孤児?という形で登場し両親については全く触れられていませんでした。争わない長寿種族の孤児というとかなり希少な存在になりますので気になります。
バロウ
イオルフと人間のハーフのバロウはマキアを一目見て顔と名前が一致していました。イオルフの特殊な伝達能力が発揮出来るのはヒビオルだけで映像までは伝えれないようですから、バロウとマキアは以前に会った事が有る事になります。
マキアは全く記憶にない様子でしたから、お忍びでバロウがイオルフの村に来た時にマキアを見たという事でしょうか。
もしかしたらハーフは村に入る事が出来ないみたいな掟が有るのかもしれません。それでもお忍びで来村する必要性を考えると……下記の2点が考えられます。
- バロウは長老ラシーヌの子供
- バロウはマキアの父親
イオルフには興味が無さそうに振舞っているバロウですが、いつもマキアのピンチには駆けつけますし……もしかして見守っている?
マキアの両親に全く触れられていない事から……マキア父親説なんじゃ無いかと思うのですが……
国王達のその後
この綺麗な物語で唯一とも言える悪役。
平和に暮らしている種族から美人をさらって子供を作り、その子供には全く会わせない。
息子は息子で生まれた娘が普通の人間とわかると要らない子供扱い。
相当な鬼畜王族です。
クリムは闇落ちしましたが、よくレイリアは正気を保ててたと思います。母は強いという事なんでしょうね。
政策をみても無能感出まくりなクソ国王達は、国を捨てて逃げ出していました。そして、その後は描かれていなかったように思えます。(戦争が終結したのは国王達を捕らえれたという事なのかもですが。)
あんな鬼畜親子が何も罰を受けていないのはちょっとスッキリしないです。相当酷い目に遭ってるといいんですが・・・個人的にはイゾルあたりが裏切って敵軍に王たちを差し出して降伏し戦争が終わったみたいなのが良いかなー
公式設定資料集
色々と書いてみましたが、きっと公式設定資料集に載っていそうですね。うーん。やっぱり買えば良かったかなぁ
不満点補足
ネタバレ無し感想で書いた不満点に補足します。
有る程度のご都合主義は運命的なモノで納得出来るんですが、レイリアが飛び降りたタイミングでのマキア登場はあまりにもタイミングが良過ぎます。
せめて何らかの理由で屋上にレイリアが居る事を知って向かっていたという設定が有って欲しいと思います(ベタですけど空を旋回中に走っているレイリアを見つけて落ちる前に追いついて救うとかで良かったような……)
あとは、熱い展開不足ですね。せっかくなのでモンスターはハントして欲しかったですし、戦争でもエリアル、ラングは戦況を変えるような活躍をして欲しかったです。もちろん負け戦を生き抜くだけで十分凄いんですが……
そして攻めてきた連合軍はかなり人道的でした。完全にメザートという国が悪でした。もしかしたら解放軍みたいな感じだったのかも知れませんね。
不満点追加
時間の経過がわかりにくいところが有ったように感じました。
基本的には時間が一気に経過した時は、エリアルが成長していて時間が経った事を認識出来ます。
ただ、エリアルが兵士として家を出たところからの時間の経過が、エリアルの身体的成長が少ないので、わかりにくかったように感じます。もう少しわかりやすい何かを入れて欲しかったですね。今思うと、マキアの伸びた髪がそれに当たると思いますが……ちょっとわかりにくかったです。
戦場でマキアとエリアルが再会した時に時が止まるような感動的な演出でしたが、私は恥ずかしながらそのシーンになるまでエリアルが出てそれなりに時間が経っている事に気付きませんでした。
ラストシーンについてはあえて時間の経過をわかりにくくしてて、それが良かった気がします。
お?エリアルの子供かな?え?孫?おじいちゃん!?って感じで(笑)
エリオル
公式サイト
「マキアとエリアルが紡いだ物語」と題して、二人の出会いまでの物語をまとめた相関図を公式サイトに掲載しました!こちらは少しずつ先の物語を更新していきます。お話を振り返るお役に立てれば!https://t.co/tnsgo8uHEL #sayoasa #さよ朝
— 映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』 (@sayoasa_jp) February 26, 2018
ヒストリーというカテゴリが追加され年代毎の人物相関図がわかるようになりました。
わかりやすいけどわかりやすいが故にネタバレにもなるので観ていない人に教えるのは要注意ですね。
おわりに。
ネタバレ無し感想でも書いたのですが、この映画の凄いところの一つが2時間という上映時間なのにもっと長い物語を見終わったような印象を受けました。
例えば「エリアルが自分が本当のマキアの子供では無い事に気付く時、そしてその事についてマキアとエリアルが向き合うエピソード」は非常に重要で避けられないエピソードになると思うのですが、ほぼカットでした。
作中では語らなくてもその軽くはないエピソードが有ったという事を容易に想像出来るのでいつの間にか観ている物語の中に勝手に補完していました。
きっとこういった仕掛け(?)がいくつも有って、壮大な人生の物語を2時間で感じる事が出来るようになっていたのだと思います。
スタッフロール後のおまけは一枚絵でしたが、レナトとイオルフの民が幸せに暮らす素敵な後日談でした。どれがマキアやレイリアなのかは良くわかりませんでした。
というか全般的に主要キャラ以外のイオルフの民は美形ばっかりで区別が付きにくいですよね(笑)
ファンタジー世界、金髪ロリ美少女が主役などで一見男性向けのアニメ映画に見えますが、女性監督の女性向けの作品になっています。多分。
多分を付けたのは私は男で、この作品を観た女性の生の声をまだ聞いていないから。
その辺りも情報集まったら追記していきたいと思います。
「君の名は。」みたいな大ヒットとなって全国上映そして、派生作品が作られる作品となると良いなー!
それでは!
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20 件のコメント
飛び降りのタイミングはマキアの飛んで!という声が、髪の毛の髪色に関しても染める描写があったと思います。
らっふぃさん
コメントありがとうございます。
「飛んで!」は聞き逃してました。
染めるシーンは認識してましたが売り物用のヒビオルに使うのかと誤認していました。
ご指摘助かります!ありがとうございました!
始めまして。記事拝見させていただきました。
青い花はネモフィラという花ではないかと考えております。花言葉ではなく由来に「小さな森を愛する」という意味があるそうです。
また時間経過についてです。軍に入る前、店に来ていたラングは周りの人たちから若者扱いを受けていますが、最後の戦争の時には軍を仕切る班長のような活躍を見せていると感じます。この描写で時間経過を表現出来ていると感じましたが如何でしょうか。
id:kimo_otaku2さん
コメントありがとうございます!
なるほど!ネモフィラだとしたらイオルフにぴったりの由来ですね!
記事内で言葉足らずかもですが気になっているのは輝いた意味です。やっぱり映像美の盛り上げですかな?
おっしゃる通りだと思います。私の理解力不足でした。
ちなみに不満点というカテゴリで書きましたが、あの再会の演出で「あ、家を出てから時間が経ってたんだなー」と認識出来た事で問題は無くなりましたので、私のように認識力不足な観客への念押ししてくれる優しい演出とも言えるかもしれません(笑)
初めまして。
公式の設定資料集によると、バロウは長老ラシーヌの異母兄弟であるとの事です。
また、ヒビオルを扱う商人であると言っていたシーンもあり、私個人の考えではイオルフの民とはそこそこ仲良かったんじゃないかと思いました。
ハーフなので、もしマキアの父だとしたら、マキアもちょっと浅黒くなっちゃうかなと。
おそらく、ラシーヌに色々聞いていたり、イオルフに来た際にラシーヌにマキアを遠目に説明でもされたとか…
それからイゾル君は、落城のシーンで後ろ手に縛られ、他の兵士と同じ所にいたので、きっと最後まで葛藤を抱えながら、それでも国家の為に戦ったんじゃないかと思います。
イゾルは本当にいいキャラでしたね。
最後に、貴方のネタバレ無しの感想を見て映画を見ようと思えた事、本当に感謝しています。
最高の作品でした。ありがとう。
りゅーさん
コメントありがとうございます!
やっぱり公式設定ではちゃんと公表されているんですね。正しい情報を頂けて感謝です!自分でもマキア父説は飛躍し過ぎだと思っていました。どうやら、そもそも”お忍び”が間違っていたようですね(笑)
しかし、長老の息子が妥当とは思っていましたが、異母兄弟とは・・・これは設定資料集を見ないとわからないですね!
イゾルはあの国王の元にいるのに良識の有るいい軍人でしたね。ですので、個人的にはイゾルのその葛藤を爆発させて国を正す為に行動して欲しかったなーと思ったりもします。
最後のお言葉非常に嬉しいです!
こちらこそありがとうございますっ!
こんにちは。
エリアルがエリオルになっていますよ。
カタカナ表記聞き取りづらいですよね笑
私もマキアの両親については触れてほしいと感じました。
このブログの感想を読んで見るのを決めました。ありがとうございました!
みねさん
コメント&ご指摘ありがとうございますっ!
速攻訂正しました!
このお話では”ひとりぼっちのマキア”というのが重要な訳ですから”ひとりぼっち”となった理由は触れて欲しいですよね。
めちゃくちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます!
初めてコメントさせていただきます。
冒頭に、マキアが流した涙が青い花に当たりその花が光りだすというシーンがあったので、自分はタイトルの花は涙という事なのではないかと思いました。また1回目に見た時は、レナトの赤目病って何が原因なんだろうかと疑問でしたが、二回目を見て思ったのが、イオルフの感情が荒ぶるとそれに反応しレナトが赤目病に罹るんじゃないかと。里が襲撃された時に赤目病に罹ったレナトは、その時恐怖を感じたイオルフの子達に反応したのだと思いました。またレイリアがcv杉田の騎士を前に怒り狂うシーンで、本来目が青いはずなのに赤くなっていたと思います。そしてその後レナトが一頭赤目病に罹って死んでいたので、やはり関係があると感じました。
野獣先輩さん
コメント、そして素晴らしい考察ありがとうございます!
確かにこの物語では「泣く(涙)」は重要なキーワードですからね、タイトルにも関わっってるかもしれませんね。
レナトの件は非常に納得しました。
エンドロール後の絵でも最後のレナトが健在なのはその後のイオルフ達が穏やかに過ごしている象徴とも言えますね!
2回目観る時は意識して観てみたいと思います!
すいません、パンフレットを見たらイオルフの子達、目は元々赤っぽい感じでした。琥珀?みたいな。ただ、レイリアが怒るシーンは凄く目の赤が強調されていた様な気がしたのですが…これは3回目を見に行ってもっと考えてこなきゃいけませんね(笑)
野獣先輩さん
最初にコメント頂いた時はレナトの目についてだけだったので、イオルフの目についてはノーチェックでした。確かにイオルフの民は目が赤いですね!
次観る時はイオルフの目もチェックします!
やはり気付いていないだけで色々と細かい設定がされていそうですね(笑)
レイリアがレナトに乗って飛び去るシーンも、伝説と人との共存を不可能であると捉えて、メドメルには人とともに生きてほしいという想いからお互いに忘れようという言葉が出たのかな、と感じました。それでもマキアは忘れられないことを当然とし、エリアルの死に際には会いに行ったわけですし、もしかしたらレイリアも会いに行ったんじゃないかなと思うと少し救われますね。
時間の経過が分かりづらい部分がある、とのことでしたが、
あそこはむしろ老いないイオルフを先に出すことで時間の流れを曖昧にして、人とイオルフの時間の流れの違い(というかズレというか?)を視聴者にも伝えるような演出として捉えると面白いのかな、と思いました。好意的に捉えすぎかとは思いますがw
染めた髪を全て切っても元々と同じくらいの長さの髪でしたし、相当時が経っているだろうなとはわかるんですが 見ただけですぐには時の経過が分かりづらいいい描写だったなーと。
ふぁんくさん
コメントありがとうございます!
レイリア別れのシーンはおっしゃる通りですね!
レイリアは”時々見に行くけど会わない選択”をしたのではないかと私は妄想しております(笑)
時間の経過についてはその可能性は高いですね。実際私は最後のシーンはその演出を楽しめました!
そう考えると・・・イオルフの設定を知っている視聴者が、シーンが切り替わった時に、「どれぐらい時間が経っているのだろう?」と考えながら観る楽しさを提供してくれていた気がします!
「〜年後・・・」という無粋なテロップが無くて良かったです(笑)
再開時の時間経過についてはエリアルの子供が生まれる直前と言う描写があったのでマキアの髪以上にそちらではっきり示されていたと思います
それよりも自分が不満に感じたのはそれだけの期間エリアルがマキアに連絡を取ろうとしてたようなそぶりがなかったことです
マキアが攫われてたことを知って必死で探しに行ったりとかその手の描写が全くなかったので、ディタと結ばれたことでマキアを忘れてしまったような、そう言う薄情なキャラと言う印象を抱いてしまいました
ypさん
コメントありがとうございます。
確かにその通りですね。時間の情報は多くありました。時間をしっかり認識して観ていたらもっと感情移入して観れたシーンだったと思うので残念な事をしました。
エリアルの件も確かにおっしゃる通りですね。
軍属で街を長期間離れれない、マキアも引っ越す予定だったのでドレイルから消えてても疑問を持たない としても気にかけている描写が全くなかったのは・・・と確かに思います。
街を離れれないにしても時間を見つけて想いを込めたヒビオルを織るシーン、もしくはそんなヒビオルが大量に有るとこの映画らしくて良かったなぁと妄想しちゃいました(笑)
「エリアルも女の子っぽい名前」を読んでふと思ったのですが、綴りはわかりませんが、レイリアを反対から読んでエリアル、なんじゃないかとちょっと思いました。
本当の母親では無いと気づくのは、「(見た目の年齢の違いから)とっくに気づいてるだろ」的な台詞があったので、少しずつエリアルが受け入れていった、と脳内補完しましたねー
あやまちさん
コメントありがとうございます!
なるほど!ちょっと気になって確認してみました。一般的な綴りは
エリアル:Ariel
レイリア:Leiria
だそうですので、一文字違いでほぼ同じです!その可能性高そうですね!
どこかのタイミング(おそらくドレイルに来たタイミングかな)で対外的に母→姉に変わっているので2人の間で何かしらのやりとりは有った考えています。
もちろん、受け入れていって・・・誰かに聞かれてとっさに姉と答えてそのままという可能性もありますよね。
何かしらのエピソードはあるはずですが、それを観たい人が脳内補完していく事で長い物語に感じれる素敵な映画だと思っています!