2016年に映画館で公開していた「残穢【ざんえ】住んではいけない部屋」を先日、お部屋で観ちゃったのでその感想です。
※ストーリー展開についての軽いネタバレ有ります。
目次
まずは評価点数
残穢は小野不由美さん原作小説の実写映画版です。
感想を一言で言うと…
「観なきゃよかった…」
映画レビューには10点満点評価をつけて行こうと思ってたのですが、これは難し過ぎですね。「怖い」を高評価とするか低評価とするかは人によりますよね…
二回目以降は多少は怖さも薄らぐとは思います。そこも踏まえてももう一度観ようとは思えないので…
6点で!
映画を見た感想をまとめています。
10点満点で超個人的な評価もつけていますので、映画選びの参考にして下さい!
私の恐怖映画耐性
まずは私の恐怖映画に対する耐性度をお伝えします。この映画の恐怖度を測る基準にして下さい。
基本的に苦手です。
心霊系の映画だと、シックスセンスがギリギリです。
グロ耐性はソウ3は無理でした。(ソウ1はお気に入り映画トップ5に入るぐらい大好きです。)
びっくり耐性低くてビクつきやすいです。
ですので、一般的なホラー映画はほぼ観ないです。
余談ですが、パニックホラーは好きです。ゾンビとかクリーチャーが出てくる系の。
物理的に対処のしようが有れば、良いんですけど、幽霊は対処方法が無さすぎです・・・
古い映画ですが「リング」が流行った時は怖いので、まずは小説を一通り読んだ上で映画を観ました。
残穢(ざんえ)とは。
残穢とは、一般的な表現をすると「呪い」ですね。心霊現象が起こり、その残穢の元を探るというのがこの映画のお話です。
ホラー映画はそんなに多くは観ていないのですが、大まかな流れはよく有る流れだと思います。
どう怖いのか?
グロ、驚かしはほとんど有りません。
そういうのが苦手な人は安心してください。
この映画の怖さは、じわ〜っとそこにいるような恐怖。この映画を観た後では日常のちょっとした違和感が、自分自身も残穢に触れたせいかと疑ってしまうような……後に引く怖さがあります。
タイトルの嘘
リングの呪いと違い、残穢という呪いを解く方法は有りません。残穢に触れた場所から離れる事で、一時的に心霊現象から離れる事で回避しますが…残穢はついてきます。
※映画を観た私の解釈ですので、もしかしたら示唆されていたのかも知れませんし、原作では触れてあるのかも知れません。
タイトルの「住んではいけない部屋」なんてものは有りません。残穢に触れたら最後どこに引っ越しても、逃れられないのです。
「一度でも住めばダメ」というルールが有るのなら、まだ納得します。ですが、実際には住まなくても、残穢に触れてしまう人もいました。
個人的には「触れてはいけないモノ」とかの方が良かったように思えますが、あえてのミスリードだったのかもしれません。
粗探し
映画だけだと気になる点もいくつか有ります。
例えば……橋本愛さん演じる久保さんが、部屋を見てると心霊現象が起きないのは何故か?
男性や子供は見えるから、久保さんだけ特殊なのかも?
大家さんの体験した不可思議な現象も説明されてないような…
この辺りは原作小説を読むとわかるのかも知れません。ただ、原作小説は映画よりも怖いとの噂…映画でビビりまくっていた私は読む事は無いでしょう(笑)
どうせなら、久保さんのみ残穢を払う能力「残穢払い(オカルトブレイカー)」を武器に「そんなオカルト、有り得ません!」と残穢払いの旅に!といった展開の方が私は好きですね。
残穢の霊はバトル的には弱そうなので、ラスボスは影鰐かな?
まとめ
この映画は、観終わった後にその怖さが観た人の日常に侵食してくる怖さが有ります。
それ故に「観なきゃよかった・・・」と思えるのです。
そういう気持ちを体験してみたい人にはオススメかもしれません。
それでは!
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