大好きな漫画の実写映画である「ジョジョの奇妙な冒険／ダイヤモンドは砕けない第１章」が公開されたので観に行ってきました。実は前評判が非常に悪いです。色んな意味で濃い漫画な事も有るのですが・・・期待と不安で観に行きました！
今回はその感想です！
※前半はネタバレ無し感想。後半はネタバレ気にしない感想です。
まず点数評価！１０点満点で・・・
８点
あれ！？前評判からの予想に反して面白かった！！
第２章観たいから打ち切りにならないで！
映画を見た感想をまとめています。
10点満点で超個人的な評価もつけていますので、映画選びの参考にして下さい！
目次
ジョジョの奇妙な冒険
今年連載開始３０周年となる大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険（以下ジョジョ）」の実写映画です。
原作となる漫画は部だてになっていて2017年現在は８部が連載中です。その中でも人気の高い４部が今回実写映画されました。
ジョジョといえば、特殊能力の「スタンド」もさることながら、独特の絵柄、ポージング、ファッション等で実写化は難しいと言われていました。
キャスト発表、予告ムービー等、情報が公開される度に賛否両論の意見が上がり・・・色んな意味で楽しみな映画となっています。
またジョジョはここ数年アニメ化されいて、昨年今回の原作にあたる４部が放送されていました。
最近、復習がてら観てるのですが、やはりグレートに面白いですね。
ちなみに私は原作の６部までがっつり読んで、７部８部は未読です。
今回の４部はジャンプでリアルタイムにがっつり読んでコミックも買ってました！
原作未読の方。
癖のある漫画で有名な漫画ですので、原作苦手という方もよく聞きます。そういった方にもオススメ出来るか？というと・・・やはり原作有りきな映画ですのでオススメ出来ません。
- 日本の風景じゃない！
- 承太郎の髪型どうなってるの？
- アクアネックレスは一般人に見えるの見えないの？
- アクアネックレス攻略の道具をいつ仕込んだ？
- 削られた物に慣性の法則が働くの働かないのどっち！？
など、ツッコミどころ＆疑問点も多いとは思います。ほとんどが原作通りですので、それを含めてジョジョだと思って頂ければ・・・
また、スタンドという特殊能力には色々ルールが有るのですが、これについてほとんど説明不足だと思います。
例えば、各スタンドにはそれぞれ射程距離が違います。アンジェロのアクアネックレスは遠距離操作が可能なタイプ。それに対して仗助、承太郎は近距離タイプなのでスタンドと本体が離れる事が出来ません。その辺りの説明はほとんど無かったと思います。
やはりスムーズに映画を楽しむ為にはジョジョの３部もしくは４部を読むことをオススメします。（３部は映画に出てくる空条承太郎が主人公となっています。ですのである意味、この映画の前日談なお話です。）
原作未読者にもオススメという意見も有りました。
kuroさんは原作を読んでから…をお勧めしていますが、私としては原作を知らなくても楽しめるようなストリーリー展開ではないか？なんて思っています。
一見すると通常の日常生活、でもやっぱり異状な日常…実写版ジョジョの奇妙な冒険の主人公は東方 仗助で間違いないのですが、映画の見せ方としては後にスタンド使いとなる広瀬康一の目線で物語が進んでゆくのがとても上手い。
この広瀬康一の目線ってやつが映画館で映画を見る普通の人間の感覚に近いはずであり、「なんだこの街は…」「なんだこの異様な人間は…」といった常識的感覚の人間を神木隆之介さんが演じています。
これはドラマ「世に見奇妙な物語」において主人公が入り込んでしまった奇妙な世界にアタフタする感覚に似ており、この辺からも初めてジョジョを見る人でも楽しめる要素といった評価があります。
引用：ブログ作成ボタンを押しちゃった
確かにガンダムーンさんのおっしゃる通り一般人である康一君視点で話が進むのでストーリー展開は原作未読でも問題ないと思います。私は前述した通り、スタンドの説明不足が気になるのですが・・・
この辺りは原作未読者の意見も聞いてみたいところですね！
そして、原作ジョジョは面白いので、映画観終わった後には是非チェックして下さい！
原作既読の方。
大まかな流れは原作通りでした。多少の設定変更は有ります。
冒頭のタイトルはジョジョな感じが出ていい感じです。
撮影はスペインで行われたそうですが、がっつり日本の風景よりジョジョの世界観に合っていると感じました。ナイスな選択だと思います。
主要メンバーは実力派の役者でキャスティングされているだけあって、ほとんどが原作キャラのイメージ通りと言えると思います。
特にアンジェロや山岸由花子は説明不足なはずなのに原作並みの異常さが出ています。
承太郎の帽子も億泰の顔のバツ？もさほど違和感なく観れました。（コスプレ感は観てれば慣れます）
もしかたら擬音文字をのせてくるかな？と思ったのですが、そんな事もなく・・・必要以上なジョジョ立ちも有りませんでしたが、無くて良かったと思います。
スタンドの描写もスタンドの実写化ならこれ以上は無いと思います。あんまりじっくり見えないのが、CG感を隠しつつスタンドっぽさを演出しています。
バッド・カンパニーについてはアニメよりもかなり良いと思います！（隠密性が無いのが気になりますが。）
原作好きでこちらの動画を観て・・・
そんなに悪くないかな？と思ったら是非観てもらいたいです。
最初の「ジョジョ先輩」がかなり印象悪い動画ですが、そんな事は些細な改変という事で目をつぶって欲しいですね。
そして・・・出来れば・・・あまり情報を仕入れ過ぎないように・・・
色々感想ブログを読みましたが、その中でもこちらのカザマさんのブログ。
私の感想にかなり近く、ネタバレも私よりは少なめです。
ネタバレは読みたく無いけど、もう少し気になるって方にはオススメです。
ここからネタバレ気にしない
先ほどもお伝えしましたが、大まかな流れは原作通りです。
予告を観て想像がつくかとは思いますが、原作でいうと虹村家での色々が終わるところまでです。（コミック２９巻３０巻、アニメ５話）
設定変更は色々有りましたが、展開をスムーズにする為として全然割り切れます。
名前だけですが、既に岸辺露伴や杉本鈴美が出てくるのも嬉しいです。
対アンジェロ戦、対億泰戦はほぼ原作通りですね。
対形兆戦。
「まず足、手、そして頭」のくだりは無かったり、ミサイルが戻るならヘリに戻りそうだけど・・・と思ったり（原作は直して弾き返したと解釈しています。）と気になる点は有りましたが、私としてはエコーズが孵った事でテンション上がりました！
孵った直後、エコーズの能力でバットカンパニーとどう戦うんだろうと考えちゃいましたが、時間稼ぎだけで特に活躍はしませんでした。せっかくだから、なんらかスタンドで活躍をして欲しかったですね。（そして、玉美や広瀬一家の出番は無さそうですね。）
バットカンパニーは命令を出して動かしているスタンドだったんですね。全体を操っているのかと思っていました。重ちーを含むあのタイプのスタンドがそうなんですかね？原作でその辺りの描写が有ったかは覚えていません・・・
どう表現してくるか気になってた虹村父も悪くない感じ。そしてその理由説明ターンでは、原作と違った理由付けはせずにＤＩＯについては全く触れないという説明でした。映画の尺で３部の説明とかは難しいので、それは正解かな。
その後、億泰も合流して、虹村兄弟のやりとり・・・うん。そろそろレッドホットチリペッパーくるな。
仗助、康一君を含めた四人のやりとりを外からサーモグラフィーみたいな画像で見る画に。いやいや、レッチリにそんなんないでしょ。
電気→機械→サーモグラフィー？
ないわー三池監督、それナイワー
パリーン！！
ステンドグラスを破って出てきたのは
まさかのシアーハートアタック！！
まじか！！完全に予想外！！！
サーモグラフィーもシアーハートアタック視点だったとは！三池監督ごめんなさい！
めっちゃ高ぶるぅう！！
吉良吉影＆キラークイーンは今回出てきませんでしたが・・・第２章以降でキラークイーンが出るのはほぼ確実。
吉良吉影出てくるって事は・・・
もちろんあの人ですよね！？
それだけで観る価値有りな気がしちゃいます！！！
終わりに。
原作を知ってるとエコーズとシアーハートアタックの登場にはびっくりし、次回作に期待が高まると思います。
１章はほぼ原作通りの流れでしたが、２章はだいぶ変わってくる可能性大ですね。
既にエコーズを発動させた康一君。
今回はマッドな片鱗を見せただけの山岸由花子。
名前だけ出てきた岸辺露伴。そして杉本鈴美。
そして、キラークイーン＆吉良吉影。
第２章めっちゃ楽しみです！
（個人的にねずみ退治の話が好きなんですけど、実写化してくれませんかね？音石明もカットだからほぼ確実にカット対象ですけど。）
それでは！
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2 件のコメント
あらー、言及していただいて恐縮です(*°∀°*)
これほど丁寧な文章でもないのにそう言っていただけてありがたいです＼(^o^)／
劇中で吉良を匂わせるセリフが出てきた瞬間にテンションが上がって、エンドロールで一気に期待感が増したこの感じがこちらでは更に丁寧に書かれていて素敵です(´∀`)
カザマ ケイタさん (id:ricaldent1990)
コメントありがとうございます！追記の場合でも通知が飛ぶんですね！
文章はまだまだと思っていますが・・・隣の芝生は青く見えるって奴かな？
とりあえず・・・２章が楽しみですね！